闇にまぎれし者
夕方のダム。
水面をビュンビュン活発に飛んでいる地味なトンボを発見。
最初は、あれじゃ~とてもじゃないが写せないなぁとあきらめていた。
そんな活発に飛びまくっていたトンボも、夕闇がせまりファインダーで捉えるのも難しくなった頃に、
なんと目の前の水際で交尾・産卵を始めだした。
おぉ!! これはチャンス到来か!?
久々に外部ストロボをセット。
置きピンで狙い、ヘタな鉄砲数撃ちゃ中る方式。
いざ撮ってみるとこのトンボ、ストロボ光を全く気にしないような感じで、同じ所を飛び回る。
草を目印にピントを合わせ、かすかな影が近づくとすかさずシャッターを切る。
フレームアウト&ボケボケ写真量産ながらも、なんとか写っているのがありました。
正体は・・・
おそらく、
オオメトンボ
トンボ科 奄美大島以南~
昼間は薄暗い所の枝などに静止。 夕闇と共に活動。
黄昏活動性のトンボと言うらしい。
目の前で追いかけあったり、打水産卵したり忙しい。
飛びながら連結交尾しているのだが、さすがに闇の中で捉えるのは難しい・・・
メスの産卵も、水際の浮遊物をめがけて左右
V字型に向きを変えながら飛び、
その浮遊物に激しくお尻を打ち付ける。
超トリミング
同じ黄昏活動性トンボ
アメイロトンボも飛んでいた。
トンボ科 本州~九州 (南方からの偶産)
南西諸島 ・ トカラ列島以南~
こちらは夕方の明るいうちから飛ぶらしい。
2.3秒のホバリングの後、瞬時に移動を繰り返す。
まさに瞬間移動。 素人には、写すのがかなり難しかった・・・
ボケボケですが、こんな感じ。
翅に乳白色の紋あり。
これは綺麗に撮れるまで追いかけてみたい。
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